授業後アンケートに何を書けばいいのでしょうか、という質問を時々受けます。
また、「復習をまとめるという発想すらなかった。今後復習するためのメモをつけようと思う。」という感想をいただきました。
以前、どこかの授業で
その他の欄に、今日のまとめとして書いてもらっても大丈夫です、とお話しました。
理由は、
何かを見た、聞いた、考えた、学んだと思ったときに、それをまとめて記述しておく習慣のある人は、成績のいい人が多いという経験則からです。
授業だけでなく、他のいろいろな面でこの習慣のある人は力を伸ばす人が多いようです。
100人の内、2、3人ぐらいの人がその習慣を持ってくれているようですが、実際に統計的に調べたことがないため、(統計的に証明するには、習慣を持つ人100人以上を集めたい・・)、証明できません。
もし、よかったらやってみてください、とお伝えしました。
区切りの良いときに、そのまとめを見直してみたり、まとめると、それらが1つのポートフォリオとして、学びの足跡が完成することになります。
毎回、記入してくれた方は、文章力やまとめる力、聞き取る力が向上したことに気づくでしょう。
復習はやったほうがいいのか、という問いには、
忘れたくない内容であれば、やったほうがいいでしょう。
何回か反復して思い出す時間を取ってください。
忘れてもいいような内容であれば、そこまでしなくてもかまいません。
内容によって、予習を重視する時、復習を重視する時、あるいは本番(授業)を重視する時があったり、予習から復習まですべて終わらせる時など色々あっていいと思います。
予習は、
大学の授業などで、資料やテキストが提示されているときは、あらかじめ全部読んでおくことをお勧めしています。
全体の流れがつかめるため、いまこの部分をやっているんだと現状把握ができること、全体の中でどこが重要かもわかり、内容が頭に入ってきやすくなります。
さらに興味ある分野で、かつ時間的余裕がある場合は、あと2,3冊読んでみることをお勧めしています。